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意外な対策方法−チョコで予防?!

2005年、イタリアの研究で、ダークチョコレートに含まれるポリフェノールの一種(フラバノール)が、メタボリックシンドロームの予防になると発表した。
@高血圧のヒトの血圧を下げる
Aインスリン感受性を改善する(インスリンに反応しやすくなること。糖尿病の方はインスリンに反応しにくい)
B悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を下げる
これは20人の高血圧の男女を、1日100gのダークチョコレート(フラバノール88mg)を食べる群とフラボノールを含まないホワイトチョコレートを食べる郡に分け、15日間食べ続けてもらい、血圧やインスリン感受性の変化を調べた結果である。
本来、実験が「実証」されるまでには、何度も実験を繰り返ししなければならないそうだ。
この研究の場合、20人という少人数、しかも2週間という短期間の研究であるため、あくまでもイタリアの研究チームがこのような発表をし、チョコレートにはそのような可能性がある、という認識程度でよい。しかしながら、チョコレート好きだけれども、健康が気になる、という方には朗報である。
上手なチョコレートの食べ方は、1日50g以下のカカオバターの含有量の多い上質なものを選んで、じっくり味わって食べるのがいいそうだ。
まずは、チョコレートを口にしているちょっとした時間に、パッケージの成分表をチェックしてみることから始めてはどうだろうか?

蕎麦を食べよう

写真 アメリカの報告でマグネシウムの摂取とメタボリックシンドロームの関係について、20代の成人を15年間追跡したものがある(メタボリックシンドロームの基準は、米国の基準)。
これによると、マグネシウム摂取が多いほど、メタボリックシンドロームの診断基準となる、腹囲、血圧、中性脂肪、HDL-コレステロールの各項目において良くなる結果がでた。
つまり、マグネシウムの摂取が多い食生活を送っていると、メタボリック症候群になりにくいのだ。
マグネシウム源として、日本の家庭でも外食でも手軽に食べられ、保存ができ、季節性がなく、高価ではないという条件を満たす食品は?
意外なことに、それは蕎麦である。
蕎麦は外国の調査では登場しない食品だが、熱量は、米や麦とあまり変わりない一方、100g当たり、190mgものマグネシウムを含む。
マグネシウムの必要量は1日300-400mgであるため、1日分のマグネシウムの半分が1食で補える。
また、良質な蛋白質を米、麦の2倍含んでいる他、抗酸化作用があるポリフェノールのルチンも含んでいる。
メタボリックシンドローム予防には、年越し蕎麦だけではなくて、1日1食蕎麦を食べるのもいいかもしれない。
メタボリックシンドロームのお父さんたちのランチには、白米の代わりに蕎麦を食べる方法も良策だろう。